HASHi FineArt
HASHiの夢

ページ: 1 2 3

『HASHi国際写真塾』誕生まで

2006年に東京都写真美術館で個展を行なってから、はや4年経った。同時に世界中でも色々なことが起こった。僕はその間、ニューヨークと東京を往復しながら、あることを感じていた。

ニューヨークはどこかクールで厳しいが、熱い挑戦の連続だ。このバランス感は何とも言えない。そして、写真の世界はもちろんのこと、世界の政治、経済、金融の中心でもある。これ以上、影響力を持つ場所が、果たして他にあるのだろうか。

1968年に渡米した。1974年には、HASHI STUDIOを設立し、以来、写真と向き合ってきた。その結果として、世界トップレベルの広告写真家だと賛辞をもらったことは、喜ばしいことかもしれない。一部の写真家たちはそこで満足をし、悠々自適な生活を送る。その様子を、いつも横目で眺めていた。

僕はニューヨークの広告写真の世界で、ある種の達成感を得たのだ。広告ではチームプレイが重要になる。だが、広告写真の世界で達成感を感じていた僕は、もっと自分だけの世界を表現したくなったのだ。ファインアーティストならば、自分だけのアートを創りだすことができる。そう思い至った。最近は、僕は自分の使命についても考えていた。それは、自分の経験したことを、日本の若い人たちに伝えていきたいという想いだった。・・・続き2へ

ページ: 1 2 3